日常で紙などを切るときに使う「文具用はさみ」。
理美容師さんが髪を切るときに使う「理美容はさみ」。
どちらもモノを切る道具だけど、いったい何が違うの?
知っているようで知らなかった
理美容はさみの特徴を解説していきます。
※理美容はさみ用語
1.切れ味がすごい!
髪の毛は、切られる行為に反発する作用を持つ素材。
それを正確に切るために作られた理美容はさみは、
刃に少し触れるだけで指が切れてしまうほど切れ味抜群!
※刃を持って手渡しをするのは危険です。
使い終わったら専用のシザーキャップに入れて管理してください。
2.疲れないハンドル
はさみの持ち手部分を「ハンドル」と呼びます。
理美容師さんの仕事ではカットで手を酷使することもあり、腱鞘炎になる人も。
理美容はさみのハンドルは、無駄な力を入れることなく扱えるように 手や指にフィットするカタチになっています。
「メガネハンドル」
ねじ部分からハンドルに向けて
2等辺三角形のカタチになっています。
自由に持つことができて、安定してカットできる基本的なタイプ。
「オフセットハンドル」
親指を入れる穴の位置がネジ部分に近くなっているタイプ。
親指とくすり指を大きく広げなくても開閉できるので、手の小さい人や女性にもオススメ。
3. 用途によって使い分ける
髪の長さを整えたり、髪の量を減らしたり。
理美容はさみは、切り方の用途によって 使い分けられるようになっているんです。
種類は大きく分けて 2 種類。
「カットはさみ」
最もポピュラーなカタチ。
両方に刃がついていて、主に髪の長さを整えるときに使います。
「すきはさみ」
片方が刃で、もう片方がクシ状のカタチ。
髪の毛の長さはそのままにして、量を調節したい時などに使います。
4. まとめ
「一般的なはさみ」と「理美容はさみ」の違いは、「切れ味が鋭く」、「ハンドルが持ちやすく」なっていて、用途によって使い分けられるように「刃の種類が複数ある」ことです。
はさみ職人の熟練技と丁寧な作業によって生み出される理美容はさみ。
当然、理美容師さんが毎日使うようなプロ用は高級品ばかり……。
おうちで気軽にセルフカットしたくても、安価なはさみを使ってしまうと 髪の毛が引っかかったり、枝毛になったりと髪にとって良いことがありません。
シゲル工業では一般ユーザーでも扱いやすく、
カタチやサイズ、軽さにこだわった家庭用理美容はさみを開発しました。
ご家庭に理美容はさみがあると、前髪や後毛のちょっとしたメンテナンスはもちろん、 子供の髪の毛もキレイに切ることができますよ。